暑い日が続くようになってきましたね。
今日は、令和4年3月に総務省から出された「令和3年度地域おこし協力隊の隊員数等について」から、内容を抜粋して皆さんにお伝えしていきたいと思います。
◇隊員数
まず、令和3年度時点の地域おこし協力隊の数は、6,015名、受け入れ自治体数は1,085団体でした。
平成21年度時点では、隊員数89人、受け入れ団体数31団体だったので、この10年ほどで、隊員数も受け入れ団体数もかなり増えたことが分かります。
※各隊員の活躍先リストは、こちらからご覧いただけます。
◇男女比・年齢構成
令和3年度時点の構成比ですが、下記グラフをご覧ください。
男女比で見ると男性の方が多く、年齢構成で見ると20~30代で7割弱という状況です。
◇任期終了後の隊員の動向
タイトルにもある通り、任期終了後に同じ地域に定住する隊員は約65%!
(上記の数字はあくまでも1年以上活動した隊員を分母にしているため、1年未満で辞めた隊員は含まれていないことに留意が必要です。)
年代別で見ると30~40代が多く、男女別で見ると男性の方が多い結果になっています。
※詳細が気になる方はこちらからご覧いただけます。
◇同一市町村内に定住した隊員の進路
同一市町村内に定住した人(4,292人)のうち、約4割が起業、約4割が就業、約1割が就農・就林等であり、起業で一番多かった業種は、飲食サービス業でした。
そして、事業承継を行った方がこれまでに50名いらっしゃるとのことです・・・!凄いですね!
跡継ぎに関する課題を抱えている地域はかなりあると思うので、どのようにして承継がなされたのか、リサーチして後日また記事にしたく思います。
◇都道府県別任期終了者数と定住率
任期終了者数が最も多かったのは、北海道 1,114名、次いで長野県655名、島根県 415名でした。
※詳細はこちらからご覧いただけます。
北海道は終了者数が最も多い中で、定住率が高いので、どのような工夫をされているのか、気になるところですね。
こちらも別でリサーチしたく思います!
以上が今回の内容です。
ご覧いただきましてありがとうございました!
引用先:総務省 「令和3年度地域おこし協力隊の隊員数等について」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000799461.pdf
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