製品価値と企業認知を高める|サステナビリティ経営でLCA専門コンサルタントによる伴走支援で実現!
- Ono Yuya
- 8月1日
- 読了時間: 3分
当社支援先である大阪送風機製作所株式会社さま(以下、敬称略)の取り組みがメディアにて取り上げられました。
大阪送風機製作所は船舶業界ではこれまでも技術力の高さが特に知られていました。また、EGRブロワは大気汚染物質を大きく削減する性能があるため、そういった意味で環境に良い製品を提供していました。一方で製品のLCAやサプライチェーン排出量の算定、それを基にした環境経営までは実施しておらず、当社との伴走を契機にサステナビリティ分野に力を入れていきました。上記メディアでの紹介は、同分野にて大阪送風機製作所がファーストランナーとして業界を引っ張っていることの証左であり、サステナビリティを通して企業認知やイメージを向上させた好例と言えます。また、今後行われるであろうLCAの知見から開発された次世代機の投入は、ネットゼロ目標とそれに伴う罰則規定ができた海運業界にとっては注目すべきニュースであると思われます。
日刊工業新聞 その1
2025年7月10日付の日刊工業新聞「日本の技術 世界発信を」に掲載されました。
大阪送風機製作所は環境経営の実践の一つとして自社主力製品のLCAをきっかけに
スイスのABB社が主導してエネルギー効率向上を推進する国際組織「エナジー・エフィシェンシー・ムーブメント(EEM)」に加盟した。EEMは2030年までにエネルギー効率を2倍以上にする国際目標を掲げ、産業界としての達成を主導している。世界で約600社が加盟しているが、日本からの加盟はまだまだ少ない状況。そんな中、日本にて行われた会合にて大阪送風機製作所はLCAの実践と次の100年を乗り越えるための環境経営戦略を世界に向けて講演しました。講演に対し多くの好意的なコメントや質問があり、手ごたえを感じたとのこと。また、中継を通して世界に向けた省エネ技術のアピールや企業認知、ネットワークを活用したビジネスチャンスにつながりました。
日刊工業新聞 その2
船舶の環境対策部品提案
大阪送風機製作所のEGRブロワを中心としたGHG排出削減の取り組みが、
2025年7月25日付の日刊工業新聞「日本を変える17Goals」特集に掲載されました。
IMOの環境規制強化に対応し、船舶エンジン向けCO₂削減ソリューションとして
GX・SDGsに資する製品開発姿勢が高く評価されています。また、LCA結果を基に開発した次世代機の本格的な投入時期についても言及がありました。
ものづくり白書
ものづくり白書2025に掲載
~中小企業のGX推進と技術革新が評価、全国有数の先進事例に~
大阪市西成区に本社を構える株式会社大阪送風機製作所は、中小企業ながらも製造業の現場からGX(グリーントランスフォーメーション)と環境経営に挑み続けてきました。
このたび、当社の取り組みが高く評価され、経済産業省が2025年6月に発行した
「ものづくり白書2025年度版」に掲載され、技術と環境の両面から社会的な注目を集めています。掲載は、全国数万社に及ぶ中小製造業の中でも極めて限られた事例に与えられるものであり、国の政策ビジョンと合致した先進企業としての評価を意味します。
PR timesにて詳細を報告
関連記事:業界初となるLCAを実施。EGRブロワのCO2排出量を「見える化」
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